終末とイスラエルミッション
再臨前の前兆
福音書で弟子たちが「あなたの来られる時や世の終わりには、どんな前兆があるのでしょう。」(マタイの福音書24章3節)と聞いている箇所があります。この時イエス・キリストは再臨前に起きる前兆を弟子たちに語っています。マタイの福音書24章4節~
10節に記述されていますが、簡単に述べれば次のようになります。みことばは下方に。
キリストの名を名乗る者が大勢現れ多くの人々を惑わす。戦争や戦争のうわさを聞く。民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がる。方々にききんと地震が起きる。
クリスチャンは全ての人に憎まれ、苦しめられ、殺されるといった迫害が起きる。そして互いに裏切り憎み合うようになる。ニセ預言者が多く現れ、多くの人々を惑わす。不法がはびこり、多くの人の愛は冷たくなる。福音が全世界に宣べ伝えられる。
イスラエルが建国され、中東和平が締結される時が近づいている現在、これら前兆は以前より大きな意味合いを持っています。その動きに目を留めつつ、備えをしてゆくのは重要です。
「そこで、イエスは彼らに答えて言われた。「人に惑わされないように気をつけなさい。
わたしの名を名のる者が大ぜい現われ、『私こそキリストだ』と言って、多くの人を惑わすでしょう。
また、戦争のことや、戦争のうわさを聞くでしょうが、気をつけて、あわてないようにしなさい。これらは必ず起こることです。しかし、終わりが来たのではありません。
民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々にききんと地震が起こります。
しかし、そのようなことはみな、産みの苦しみの初めなのです。
そのとき、人々は、あなたがたを苦しいめに会わせ、殺します。また、わたしの名のために、あなたがたはすべての国の人々に憎まれます。
また、そのときは、人々が大ぜいつまずき、互いに裏切り、憎み合います。
また、にせ預言者が多く起こって、多くの人々を惑わします。
不法がはびこるので、多くの人たちの愛は冷たくなります。
しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われます。
この御国の福音は全世界に宣べ伝えられて、すべての国民にあかしされ、それから、終わりの日が来ます。」(マタイの福音書24章4~10節)